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急な相続になると、多くの場合どうして良いか分からず、ただ気持ちばかりが焦ってしまいます。
そこで相続にはどのような流れがあるかまとめてみました。
手続きには期限があったりしますので、予め分かっていると安心できます。
ぜひ参考にされて下さい。
1.故人の有料サービスを停止する(ご自身でできること)
スポーツクラブ、訪問介護、配食サービス、雑誌の定期購入、健康サプリメントの定期購入、 旅行や趣味の有料会員サービスなど、自動引き落としになっているサービスはたくさんあります。
支払い手段である、クレジットカードと銀行通帳を確認するところから始め、 メールや机の中を確認して振り込みで支払っているものがないかを確認してみましょう。
2.各役所への届出(ご自身でできること)
役所関係への届け出は、手続きが非常に多いのでわかりにくいものです。 ただし役所で書き方を教えてもらえるのと、「間違い」というものがないので、 ご自身でされる方が多いようです。
3.遺産分割を決めて協議書を作成する。(専門家に依頼する手続き)
遺産分割は相続人に公平感があることと、相続税の節税になることの2点から考える必要性があります。 遺言書が残っている場合は、遺言通りに分けることになりますが、 遺言書が無い場合は、原則的に遺産分割は自由です。
法律で定められた割合はありません。(ただし、遺留分という「最低限相続する割合」は保証されています。) 弊社の無料相談では、相続税の節税面からの遺産分割のご提案を行います。 無料相談のあとで、親族会議をしていただければ、スムーズに遺産分割が進むかと思われます。
4.不動産・金融資産等の名義変更(専門家に依頼する手続き)
名義変更の中でも相続登記は、専門的な知識が必要なことと、 間違った情報でも登記ができてしまうことなどから、司法書士に依頼される方が多いです。 銀行や証券会社など名義変更も、日中に金融機関の窓口に出向く必要があることから、 行政書士に依頼をされる方が多いです。
5.相続税がかかるかを判断し、申告する(専門家に依頼する手続き)
相続税がかかるかどうかは、故人の財産の金額が基礎控除(3000万+法定相続人の数×600万)を 超えるかどうかで決まります。
そのためには、預金残高と不動産の固定資産税明細書が必要です。