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「実家を相続したけど、自分は住まないので空き家になっている」という方は多いと思います。
・実家には住まない
・空き家を活用したいけど方法が分からない
・売却したいけど売り時はいつ
住んでなければ維持管理費や固定資産税がかかり、持っているだけで費用ばかりがかさんでしまいます。
豊富な経験を持つ不動産のプロが、相続した空き家の状況を詳細に調査いたします。
建物の再生活用・空き家管理・売却・資産組み換えまで、丁寧にサポートいたします。
ご相談だけでも結構です。お気軽にご連絡下さい。
近隣に放置された空き家があり、夏は草が生い茂り、虫が発生する。また、放火の恐れもあり、不安で困っている。
この様な方はぜひ当社にご相談下さい。
解決のお手伝いをさせていただきます。
だれも住まなくなったからといって、実家の売却を即決できる人は、そう多くありません。
親が介護施設に入居して住む人がいなくなったとしても、もしかしたら親が「たまには家に戻りたい」と言い出すかもしれません。簡単に処分(売却)することはできません。
親が亡くなって実家を相続した場合も、思い出のつまった実家です。誰も住まないからといっても、なかなか手放すことができないのが普通です。気持ちの整理がつくまで、それなりの時間がかかるものです。
とはいえ、空き家になった実家を維持するには、コストがかかります。
相続した実家に住むのなら、相続税が軽減される特例もありますが、住まないのであれば適用されません。また、建物や庭のメンテナンスに手間も費用もかかります。遠方なら交通費もかさみます。手入れをせずに放置していると、ご近所から苦情が出るようになります。
役所から「周囲から苦情が出ているので、何とかしてください」と連絡が入るようになって、やっと処分することを決断するという場合が少なくありません。
今後は、「特定空き家」に指定されると、固定資産税が跳ね上がります。そして、最終的には撤去命令が出されます。解体費用も大きな負担となります。
思い出いっぱいの実家を手放すのは忍びないかもしれませんが、残念ながら、空き家になった実家は「金食い虫」でしかありません。
将来、実家に住む可能性があるかないかによって考える
空き家になった実家をどうするか、将来、実家に住む可能性があるかどうかによって、対処方法が異なります。それぞれ、次のような対処方法が考えられます。
・将来、実家に住む可能性がある場合
1. 維持・管理する
2. 期限を区切って貸す(定期借家契約)
・将来、実家に住む可能性がない場合
1. 当面、維持管理する
2. 売却する
3. 賃貸に出す
住む可能性があるかどうかも、今のところ分からないという場合もあるかもしれません。
いずれにしても、「コストをかけて維持するのか」「処分(売却)するのか」を決めなければいけません。しかし、その決断までには一定の期間を要します。
ただし、決められないからといって、空き家になった実家を何もせずに放置することは避けなければいけません。空き家に対する世間の目が厳しくなっていることに注意する必要があります。
不動産会社などを上手に活用する
そこで、不動産会社などを上手に活用することが大切です。
これまでは、売却することを決めてから、不動産会社に査定を依頼するケースがほとんどでした。しかし、不動産会社も、空き家が社会問題になっていることをビジネスチャンスととらえ、様々なサービスを展開しはじめています。
ですから、空き家を所有している場合は、売却するという決断に至っていなくても、早い段階から査定の依頼を通して相談することをおすすめします。
最近は、空き家・空き地の巡回サービスを実施している不動産会社もあります。将来的には処分するとしても、当面、巡回サービスを利用するという方も増えています。
売却が決まっていなくても不動産会社に相談
不動産会社に相談すると、売却する場合、賃貸に出す場合、あるいは管理する場合、3つの視点から総合的に診断してもらうことも可能です。
といったことを試算して、まとめて報告書として提案してもらうことも可能です。
それを見たうえで、売却するか、賃貸するか判断すればよいのです。「当面は、空き家のままにしておきたいけど、周囲に迷惑をかけるのは避けたい」というのなら、巡回サービスなどを利用しながら維持・管理する方法も選択できます。
ただし、全ての不動産会社が、こういったサービスを行っているわけではありません。不動産会社によっては、査定の依頼をすると「すぐに売却の手続きをしましょう」と、媒介契約を押しつけて来る場合もありますから注意が必要です。
「不動産お役立ちナビ」参照